4月からオンライン授業が全国的にスタートした影響を受けて、携帯大手3社では以下のように25歳以下であれば50GB分のデータ通信を追加購入した際には無料とするキャンペーンをスタートしました。
[jin_icon_arrow color=”#e9546b” size=”16px”]ドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/200403_00.html
[jin_icon_arrow color=”#e9546b” size=”16px”]au
https://www.au.com/pr/u25support/
[jin_icon_arrow color=”#e9546b” size=”16px”]SoftBank
https://www.softbank.jp/corp/news/info/2020/20200403_01/
これは、インターネット環境が十分に整っていない家庭を想定して実施されている施策ですが、1つ気になる点があります。
これ、データ通信量(ギガ)の繰り越しできるの?
結論から先にお伝えすると、どうやら5月末までは繰り越しできそうです。
ただ、各社で注意事項が異なるので、ドコモ・au・SoftBankそれぞれで解説します!
[box05 title=”この記事でわかること”]
- 50GBのデータ通信無料(ギガ)とはいったいどういうことなのか
- 50GBは5月に繰り越しできるのかどうか
- 50GB使い切った場合はどうなるのか
- 他に何か対策はないのか
[/box05]
これに対してお話していきます!
目次
携帯3社で共通していることから解説
まず今回の特別施策ですが、携帯各社で共通していることが以下の通り
- データは1GBごとに追加購入が必要
- 追加したデータは翌月までしか利用できない
- 2020年3月31日時点で契約者もしくは利用者が25歳以下でないと適用外に
- 50GB以降の追加は有料
- 新規契約は対象外?(調査中です)
データは1GBごとに追加購入が必要
各社で共通しているのが、「いま利用しているプランに50GBが無料で追加」ではなく、「1GBにつき1,000円の追加が50GBまで無料になる」という点。
各社で購入する際の様式は異なりますが、自身で購入の申請が必要なのです。
ドコモであればスピードモードもしくは1GB追加オプション、auであればauデータチャージ、SoftBankであればチャージがそれぞれ対象の追加サービスとなります。
追加したデータは翌月まで繰り越し可能
追加購入したデータ容量は、原則として翌月末までしか利用できません。いわゆる繰り越しですね。
追加した分は、追加した翌月末以降は利用できないので注意が必要です。
2020年3月31日時点での契約者もしくは利用者が25歳以下でないと適用外に
基本的には2020年3月31日時点で、契約者の名義、もしくは利用者に設定されている方の年齢が25歳以下の方に適用されます。
キッズケータイの契約や、学割を適用させるには利用者登録が必須なので、基本的には心配がないと思われます。
ただ、契約時に子どもの保険証を持参していなかったり、自分が使っていたものを子どもにそのまま使わせている場合には適用にならない場合があるので要注意です。
50GB以降の追加は有料
今回で最大の注意点ですが、無料になるのはあくまで50GBの追加分まで。
追加した50GBでも足りなくて、さらに追加する場合には1GBに1,000円がかかるので最大の注意を払ってください。
ドコモのコロナ対策に伴う50GB無料について詳細
- シェアパックの場合は注意が必要
- 対象期間はは5月31日まで
シェアパックの場合は注意が必要
ドコモにはシェアパックといって、通信容量(ギガ)を家族でわけあうプランがあります。最近ではギガホやギガライトが普及してきましたが、今でもかなり契約している人は多いと思われます。
シェアパックの場合はどうなるか、ドコモのHPに適用条件の記載があったので引用します。
Qシェアパックの子回線のみが条件を満たしている場合でも本支援の対象になりますか?
Aシェアパックの子回線が25歳以下で適用条件を満たす場合、そのシェアグループに対し「スピードモード」ならびに「1GB追加オプション」を、50GBを上限に無償化いたします。
※同一シェアグループ内に本支援対象者が複数回線ある場合でも、無償化の上限は50GBとなります。
シェアパック内に複数の対象者がいた場合でも、無償になるのは1人までなので要注意ですね…
対象期間は5月31日まで
auとSoftBankは4月30日までが対象期間ですが、ドコモの場合は5月31日までが対象です。
※4/24付けでSoftBankは5月31日まで延長が決定しました。
終了時期が他社と違うのでちょっと注意が必要です。
auのコロナ対策に伴う50GB無料について詳細
au独自の注意点は以下の通り
- テザリングオプションが無料
- 無制限プランの場合はテザリング利用に対して適用される
テザリングオプションが無料
スマホをWiFiスポット化して、PCやタブレットとデータ通信(ギガ)を共有することをテザリングといいます。
テザリングを利用するには、料金プランによっては追加でオプションの契約が必要です。最近のプランを利用している方であれば問題なく利用できますが、何年か前からプラン変更を行っていない場合には追加で契約で必要です。
自分のプランでは必要かどうかは以下のリンクから確認してみてください。
無制限プランの場合はテザリング利用に対して適用される
最近だと、データ利用が無制限のプランが登場しました。以下の2プランです。
- auデータMAXプラン Netflixパック
- auデータMAXプランPro
この2プランを利用している場合、スマホだけでの通信は無制限なんですが、テザリングを利用すると上限が20GBになるという注意点が存在します。
このテザリングを利用した場合の20GBを消費しきったときに、はじめて50GB追加の施策が利用できます。
タイミングがややこしいので注意が必要です。
SoftBankのコロナ対策に伴う50GB無料について詳細
- テザリングオプションが無料
- データシェア利用中の場合は注意が必要
- ワイモバイルも適用される
テザリングオプションが無料
スマホをWiFiスポット化して、PCやタブレットとデータ通信(ギガ)を共有することをテザリングといいます。
SoftBankは、テザリングを利用するためには月額500円のテザリングオプションに加入している必要があります。これが、4月のうちは無料になるというものになります。
テザリングオプションに加入していない場合は加入の申し込みが必要ですが、4月のうちは無料で利用できるので申し込んでおいて損はないです。
データシェア利用中の場合は注意が必要
契約されている方は少ないと思いますが、通信容量をシェアするタイプの契約をされている方の場合だと注意が必要です。
シェアしているグループの中に対象年齢の方が複数人いた場合には、グループ全体で50GBの追加になるので注意が必要です。
ワイモバイルも適用される
今回の50GB追加施策は、SoftBankのサブブランドでもあるワイモバイルでも適用されるとのこと。
ワイモバイルの場合、テザリングオプションの加入をせずにテザリングが利用できるため、そのまま50GBまで追加が可能です。
5月以降で同様の施策が出るかどうかは不明→5月末まで延長が決定しました
ドコモの場合は5月末まで実施することを既に決定していますが、auおよびSoftBankは追加で発表がないのでいったいどうなるんでしょう…
WiFi環境がない方々にとっては厳しい状況が続きそうです。
いっそのこと、この機会にWiFi環境を導入したほうが安全かもしれません。
※4/24追記 SoftBank、auともに5月31日まで延長することが決定しました。
いつでも解約できるWiFiサービスを入れておくのがベスト
ポケットWiFiや光回線など、WiFiを利用するためのサービスを契約すると、多額の初期費用がかかったり、途中で解約すると解約金が発生する場合がほとんどです。
実は世の中には契約期間の縛りがないWiFiサービスがけっこうあります。コロナでテレワークや遠隔授業が多い期間だけ利用して、騒動が終わったあとは解約するという手段もあります。
そこで、いつ解約しても解約金がかからないWiFiサービスをかき集めました!参考になれば幸いです!
縛りなしWiFi
定期契約がないことで有名になりつつある縛りなしWiFi
端末は基本的にレンタルで、3日で10GB制限のあるWiMAX端末か1日2GBの制限があるSoftBank回線のどちらからが届きます。
とりあえずWiFiは必要になったものの、長期的には必要ないって方におすすめのWiFiです。
月額 | 3,300円(SoftBank端末)もしくは4,300円(WiMAX端末) |
---|---|
事務手数料 | 1,000円 |
契約期間 | なし |
端末到着まで | 最短で3日程度 |
Nomad SIM
知る人ぞ知る、Nomad SIM
利用するデータ量に合わせて3つの料金プランを用意しています。
縛りなしWiFiの一部と同様にSoftBank回線を利用していますが、1日2GBのように直近のデータ利用で制限がかかることがありません。
また、SoftBankの電波が入る場所であればどこでも利用できるため、入らない場所はほとんどないと思われます。
途中で解約したとしても違約金は発生しなのと、申し込みから最短で翌日発送のため、手元に届くのが早いことが特徴です。
莫大なデータ量を消費しない方にとっては最強の味方なのがNomad SIMです!
今ならWiFiルーターを無料レンタルしているため、余計な端末を用意しなくてもいいので簡単に利用できます!
プラン名 | MINI | Basic | PRO |
月額 | 2,600円 | 3,600円 | 4,200円 |
データ容量 | 20GB | 100GB | 300GB |
事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
BB.excite光 Fit
フレッツ光やドコモ光、SoftBank光と同じ設備を利用していて、自宅で爆速のWiFiを利用することができます。
オンラインで何かをしようとすると、通信の速度や安定性がどうしても重要になってきます。
光回線の場合、速度と通信の安定性をどっちも解決できます。
今まで光回線を使ったことがない場合には、BB.excite光 Fitがおすすめです。
通常、光回線を導入する場合には事務手数料が3,000円程度に加えて、工事費が20,000円くらいかかる場合がほとんどです。
BB.excite光 Fitの場合は、事務手数料も工事費もかからずに導入ができます。しかも、料金は利用したデータ量に応じて決まるため、通常の光サービスよりも安く利用できる特徴があります。
安定して高速通信ができる光回線を利用するのに、ここまで高待遇なところも珍しいです…!
ポケットWiFiと光回線の比較記事をこちらで書いてるので参考にしてみてください。
https://www.tabiyasha.jp/hikari-pocketwifi/
BB.excite光 Fitの料金詳細
BB.excite光 Fitの料金はこんな感じ。毎月の使用量によって料金が変動するイメージです。ポケットWiFiが4,000円前後ということを考えると、こっちのほうが明らかにお得感ありますね…!
月間通信利用量※1 | マンション(集合住宅) | ファミリー(戸建て) |
---|---|---|
今なら50GB未満※2
|
2,400円 | 3,200円 |
200GB未満 | 3,100円 | 3,900円 |
500GB未満 | 3,800円※3 | 4,600円 |
500GB以上(上限なし) | 5,300円 |
※1 ダウンロード・アップロード合計の月間通信量となります。
※2 2020年9月末日まで20GB増量キャンペーン中です。2020年10月1日より「30GB未満」となります。
※3 マンション(集合住宅)は、200GB以上は上限なしとして同一金額となります
適切な通信環境で快適なおうち時間を!
今回は携帯電話の大手3社が提供している、ギガの増量に関しての情報をお届けしました。
参考になれば幸いです!
それでは!
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