Amazonの支払いや、月額制サービスの会費など、携帯料金と一緒に引き落とす設定にしている方も少なくないはず。
携帯料金と一緒に月額料金や支払いをまとめることは、「キャリア決済」と呼ばれています。
ahamoから公式で発表されている情報の中には、キャリア決済の導入については言及されていません。google検索で情報を探そうとすると確信に至るまでのものが得られませんでしたが、Twitterで探したら5分で到達しました。
先に結論から言うと、ahamoでもキャリア決済は使用できる予定とのことです。
spモード決済についての説明がややこしいだけで、使えるサービス自体は今までと変わらないようです。
ただ、上限金額の引き継ぎや対象となるサービスなど、不安な事項がいくつかあったので、現時点でわかる情報をまとめました。
目次
携帯料金合算払い、spモード決済はahamoでも導入予定
携帯料合算払い、spモード決済などのキャリア決済はahamoでも使用できるとの公式からの回答。
クレカに置き換えれば済む話ではありますが、学生や社会的な信用がアレな方など、クレカを持てない層に一定の需要があるため、使えないと困る方もかなり多いはず。
ただ、ドコモ回線で使用するようなものと、全く同じものが使用できるかどうかは現時点では不明です。
spモードコンテツ決済の対象が混乱を招いている?
「ahamoではキャリア決済は使えない」との記載を多く見ましたが、おそらく「spモードコンテンツ決済」の利用条件が誤解を招いたものと思われます。
ツイートにもある通り、spモードコンテンツ決済はGoogle PlayとiTunes(App Storeなど)のみに対応しているとの記載があります。これが混乱の元となっている個人的な見解です。
これ、実はいま現在も運用されているシステムと全く同じものでして、ahamoになっても何も変わらないいう意味で捉える必要があります。
というのも、ドコモのキャリア決済は、電話料金合算払いとspモードコンテツ決済に分かれます。これはいまの運用でも同様です。2/14時点でドコモの公式HPにも同様の記載があるため、間違いないかと。

ざっくりとした違いは以下の通り。
- 電話料金合算払い→d払い、Amazon、月額制サービスの支払いなど
- spモード(コンテンツ)決済→App Store、Google Play Store
変に強調して記載しているため、勘違いを招きやすいのですが、要は今と変わらないよっていうことです。
僕も少し理解するのに時間がかかったため、不明点あればお問い合わせください。
マイメニュー登録している月額制サービスは解約扱いになる様子
マイメニューに登録して、ドコモ払いを利用して会費を払っている場合、ahamoへ変更すると解約の扱いになる様子です。決済サービス自体は使えるものの、情報そのまま引き継ぎってわけではなさそうですね。
d払いもあるし、携帯料金合算払いは手放さないと思う
ドコモはd払いにかなり力を注いでいるため、携帯料金合算払いが使えない仕様にするのは致命的のため、この決済システムを手放すことはないと思います。理由はざっくり以下の通り。
- クレカ作れない層がd払いを利用するのに必須
- Amazonでd払いの還元を受けるには携帯料金合算払いじゃないと使えない
クレカ作れない層がd払いを利用するのに必須
学生や社会的な信用がアレでクレカが作れない層がd払いを使用するには、携帯料金合算払いを使用するのが1番手っ取り早いのです。
銀行口座からチャージしたり、コンビニのカウンターで現金をチャージする方法もありますが、特定の銀行じゃないとチャージできなかったり、コンビニからチャージする場合は反映まで時間がかかったりします。
携帯料金合算払いを廃止することは、d払いの衰退にも繋がるため、何がなんでも継続してくると思います。
Amazonでd払いの還元を受けるには携帯料金合算払いじゃないと使えない
ドコモユーザーならおなじみのd払いですが、Amazonで使用すると常時3%還元のキャンペーンを実施しています。ただ、このキャンペーンを利用するためには、携帯料金合算払いで連携させないと3%還元を受けることができません。
dカード×d払いの組み合わせだと、Amazonでの3%還元を受けられないのがなんとも…
dポイントの還元ガチ勢であればよく使うと思うので、これも外せない理由の1つです。
ahamoの動向は注視しておきましょう
spモード決済については、ここ数日でSNSにて騒がれているため、近いうちに公式でのアナウンスがあるんじゃないでしょうか。
今後のahamoの動向によく注視しておきましょう。