少年野球は何かとお金がかかります。グローブやスパイクなどの基本的な道具の他にも、チームで揃えるユニフォームや帽子を購入したり、すごいところではバッグも指定のもので揃える必要もあるでしょう。
ただ、さすがに一気にそんなお金は出せなかったり、何を買えばいいかわからない方がほとんどだと思われます。
お子さんが少年野球を始めるとき、これだけ揃えておけば、ひとまず数ヶ月はもつであろうものを厳選しました!ただ、私自身も経験でしかないので、所属するチームによって事情は異なります。一般論だと思って読み進めてください!
目次
最初はぶっちゃけ、ユニフォーム上下、帽子、グローブさえあれば最初はどうにかなる
まず、野球で使用する道具には、最初から揃えておいた方が良いものと、チームに参加した後からでも大丈夫なものがあります。
[box01 title=”先に揃えておいた方が良いもの”]
- ユニフォーム上下
- 帽子
- グローブ
[/box01]
ぶっちゃけるとユニフォームすらなくても、練習にはなんら影響はないんですが、周りがユニフォームを着てるのに自分だけジャージやTシャツなんて自体を避けるため、ユニフォームは購入しておくのをおすすめします。
帽子もいらないっちゃいらないんですが、屋外に長時間いることで熱中症のリスクがあるので、お子さんの健康を思うなら帽子は買っておくことを強くおすすめします。
グローブに関しても、野球チーム共有のものがあるかもしれませんが、それに頼ると数に限りがあるうえに、綺麗なものが少ないのでおすすめはしません。自分の手に馴染むグローブを育てていく必要があるため、早い段階でのグローブ購入をおすすめします。
[box02 title=”後からでも大丈夫なもの”]
- バッグ
- スパイク
- バット
[/box02]
バッグはひとまずは普段使いのリュックとか持たせておけば大丈夫です。チームによってはバッグやリュックを揃えるところもありますし、本格的にプレーするようになってから野球用バッグを購入すれば問題ありません。
スパイクに関しても、最初は実践的な練習に参加することはほとんど無く、「ボールの投げ方」とか「グローブの使い方」みたいな基礎練習ばかりなので、最初からがっつり揃える必要はありません。
バットは個人で購入しなきゃいけないところと、チーム所有のものを共有するところがあるので、お子さんが所属するチームはどうなのかを事前に調べておきましょう。経済的な負担を考慮して、最初はバットを貸してくれるチームが多いと思われます。
ユニフォームは最初は安いやつを3着くらい買っておけば間違いない
ユニフォームは可能であれば、安い練習用のユニフォームを3着くらい購入しておきたいところ。ミズノやゼット、ローリングスなど、大手メーカでは練習用のユニフォームが格安で発売されています。
洗濯サイクルやスライディングによる生地破れ、他の子のものと混じって紛失してしまったときに備えて3着は用意しておきたいところです。
最初から良い道具を与えたいところですが、これから先の身体の成長を考えると、安いものを成長に合わせて買い足していった方がお財布に優しいと思われます。
ユニフォームは、安いもので上下セット3,000円〜、大手メーカーのものだと上下4,000円〜が相場のようです。
ユニフォームを買うときに揃えておきたいもの
ユニフォームを買うときに一緒に揃えおきたいものは以下の通り
<div class=”simple-box7″><p>
- 野球用のベルト
- ソックス
- ストッキング
- アンダーシャツ
</p></div>
野球用のベルトは必須
野球用のベルトは通常のベルトよりも、やや幅広かつ厚めになっています。実際にプレーするときにはヘッドスライディングする場面が多く、ベルト自体が消耗してしまうためです。
ユニクロとかで売ってるベルトをつけてもいいんですが、いまいちかっこつかないので、野球メーカーのベルトを購入することを強くおすすめします。
靴下も野球用のソックスを
ユニフォームの下に履く靴下は、基本的に白いものを着用します。
これに関しても、しまむらとかで売っているものを着用しても構わないんですが、あまりおすすめはできません。野球のプレーでは、急な切り返しや軸足での回転など、靴と靴下の間で摩擦が発生する場面が非常に多くなります。
そのため、通常の靴下だとすぐ破れてしまうことが多いです。
野球用のソックスは生地が厚めに作られているため、通常の靴下よりも破けにくい素材となっています。
ストッング
これはタイツのようなものではなく、野球ソックスの上から着用するものを差します。
こんな感じのものです。
ユニフォームと一緒に購入しておきたいところではあるんですが、チームによって指定されている色が異なるため、どの色を購入すれば良いかをあらかじめ確認しておきましょう。
アンダーシャツ
ユニフォームの下に着るアンダーシャツです。これに関してはスポーツ用のものであればなんでもいいので、安いのであればサッカー用のものでも問題ありません。
アンダーシャツに関しても、チームで指定されている色があるはずなので、必ずチェックしましょう。
野球のユニフォームは楽天のセールを狙うとお得にゲットできる
ユニフォームを購入するときには楽天市場で探すことを強くおすすめします。
ユニフォームだけ探すとスポーツ量販店と大差ないんですが、ベルトやソックス、アンダーシャツ込みで7,000円くらいと、なかなか破格のセットが販売されています。(普通に買うと1万円くらいするセット)
最初の1セットは楽天で探すとかなりおトクにゲットできます!
帽子もひとまずはテキトーなもので大丈夫
帽子に関しても、チームで揃えるはずなので、入団してしばらくしてから発注すると思われます。帽子が届くまでは、贔屓球団の帽子や、市販のベースボールキャップでもかまいませんので、何かしらの帽子は被らせておきましょう。
グローブを購入するときは軟式用ではなく、少年軟式用のグラブを購入することに注意!
肝心なのがグラブの購入。
スポーツ少年団に入団すると、基本的には使用するボールは軟式ボールとなります。リトルリーグやボーイズリーグのチームに加入する場合は硬式ボールです。
スポ少で始める場合は軟式用のグローブを購入することになりますが、グローブを選ぶ際にも注意が必要です。
軟式用のグローブには、「軟式用」と「少年軟式用」の2種類があります。
軟式用は基本的に中学生〜大人用。少年軟式は小学生が対象となっています。
軟式用は、そもそもグローブ自体が大きいため、小学生の小さな手では扱うことが難しくなります。自分の手に合ったグローブを使用することが上達への近道でもあるので、最初は少年軟式用のグローブを買い与えることをおすすめします。
少年野球を始めるときにおすすめしたい少年軟式用グローブ
少年野球を始める方におすすめしたいグローブをメーカーごとに紹介します。
最初のグラブとしておすすめしたメーカーは、ミズノ、ゼット、ローリングス、SSK、アシックスです。
ミズノのおすすめ少年軟式グラブ
ミズノでは、少年野球用に、プロ野球選手モデルのものが多く用意されています。個人的なおすすめは巨人の坂本勇人モデルです。
野球を初めて間もないあたりは、ゴロの補給や内野の守備練習をすることが多いので、やや小さめで操作性に優れている坂本モデルのものがおすすめです。
ゼットのおすすめ少年軟式グラブ
ゼットのおすすめはグランドメイトというシリーズのものです。
ダブルフレックス構造という形状を採用したことで、握力がないこどもでも楽にグラブの開閉を行うことができます。力に自信が持てないお子さんにおすすめしたい一品です。
ローリングスのおすすめ少年軟式グラブ
ローリングスのおすすめはHOH(ハートオブハイド)というシリーズのグラブ
僕も大好きなシリーズなんですが、何が良いって革が最高なんです。
やや固めではありますが、軟式グラブとは思えない革の質感で、硬式グラブと勘違いするほどの質の良さです。
やや値段は張りますが、耐久性抜群なので長く使ってもらいたい方におすすめです!
少年野球を全力で楽しもう!
最近、何かと問題視されがちな少年野球ですが、野球が好きなお子さんにとっては最高の遊び場所です。
ただ、遊びすぎると野球肘などの怪我につながることも多いので、大人である我々がストップをかけることを忘れてはいけません。
レギュラーや選抜チームを目指すのもいいですが、まずは「野球は楽しい」ということを忘れずに。そして、それは強要するものではないということも忘れず、一緒に楽しんでください!
それでは!