こんにちは。スガワラです。
この記事を開いていしまったということは、あなたはミラーレスで野球を撮れるかどうか知りたいのではないのでしょうか?
そして、ミラーレスでも野球が撮れるのであれば、あわよくばミラーレスを買ってしまいたい方のはず。(僕はそう信じてます)
もしくは、ミラーレスを買ったはいいけど、実際に球場に持っていって役に立つのかどうかを調べているか。
その2パターンの方のどちらかである、あなたに向けて情報をお届けします!
目次
野球を撮るには必ず一眼レフである必要はない。ミラーレスでも十分撮れる。
結論から言いますと、ミラーレスでも観客席からの写真は十分に撮れます。必ずしもガッチガチの一眼レフである必要はありません。
僕自身は野球撮影のときは一眼レフを持ち出すのですが、それ以外の観客席でビール片手に応援する時なんかはミラーレスで十分だなって思い始めてきました。
実際にミラーレスだと、一眼レフと違って良いこともいくつかあるのでご紹介します。
ミラーレスは軽くて小さいので球場に持ち込みやすい
まずはミラーレスの大きなメリットの1つ。小さくて軽いことがすごく、すごく便利です。
球場に行く際は、基本的にあまり大荷物にしたくありません。何かと移動が多くなりますし、思い荷物を掲げて球場に行くと疲れが倍になる気がします。
そんな時にはミラーレスが大きな威力を発揮します。
一眼レフの場合は、ごっついボディにバズーカみたいな望遠レンズを持ち歩かなければいけなく、大荷物での移動を余儀なくされます。
ミラーレスであれば、望遠レンズを着けたとしても、一眼レフと比べて荷物の幅をとらないため、トートバッグやデイパックで行けてしまいます。頑張ればサコッシュでも行けるかもしれません。
身軽に持ち運べて、一眼レフと同等の写真を残すことができるのが魅力の1つです。
お気に入りの選手の姿を収めるには十分なスペック!
最近のミラーレスはコストパフォーマンスに富んでおり、低価格帯のものでも高品質の写真を残すことができます。下手に高いモデルを買うより、低価格帯を買ってレンズで楽しんだほうがいいんじゃないかってレベルで進化してきています。
一眼レフの方がミラーレスよりも優れていると思われがちですが、最近はむしろミラーレスの方が優れていることが多いのです。
一眼レフと比較して、ここぞという時の能力に差は出ますが、選手の姿を収めたり、バッティングやピッチング、守備の姿を連射するくらいであれば十分な性能のものがほとんどです。
望遠レンズさえあればミラーレスでも野球を撮ることは可能だよ!
ミラーレスで野球を撮るときに気をつけたいのが、望遠レンズの有無。
望遠レンズがないと、そもそも観客席から選手まで届きません。せいぜいコーチャーがいいところです。
この望遠レンズ、厄介なのがカメラによって必要な長さが変わってくるということ。
一眼レフ、ミラーレスそれぞれで必要な望遠レンズの長さについて説明します。
APS-Cであれば200mm、マイクロフォーサーズであれば150mmのレンズを使っていれば十分に届く
Amazonとかで望遠レンズを検索すると、商品名のところに〇〇mm-〇〇mmみたいに、mmで表記されているものがあります。
この、◯◯に該当する数字の大きさによって、選手まで届くかどうかが決まってきます。
カメラには、センサーサイズって概念があるんですが、これに関しては難しいので詳しくは触れません。
メーカーごとで説明します
CanonやNikon、PENTAX等の初心者用のミラーレスを使用している場合は200〜300mm
CanonやNikon、PENTAXといった一眼レフの初心者用モデルの場合、必要となってくる焦点距離は200mmもしくは300mmです。
本当は300mmあれば撮影の幅が広がるんですが、200mmの望遠レンズの方が安価で購入しやすいのでお財布と相談が必要です。
300mmのレンズの方がピント合わせや描写力の性能が良いことが多いので、がっつり撮りたい方は少し高いものを購入することをおすすめします。
僕も使用していましたが、TAMRONの70-300mmの望遠レンズは低価格なのに純正レンズと同等のスペックを誇るうえに、手ぶれ補正が抜群なので野球撮影をこれから始める方にはぴったりの1本です。
CanonやSONYのミラーレスを使用している場合は200mm〜300mmの望遠レンズ
Canon、SONYから出ている安価なミラーレスの場合、センサーサイズがAPS-Cと呼ばれるものであることが多いので、一眼レフの場合と同じく200mmもしくは300mmの望遠レンズを使用することが望ましいです。
Canonの望遠レンズは55-200mm、55-210mmのものがコスパ良くておすすめです!
オリンパスやパナソニックのミラーレスを使用する場合は150mm以上
オリンパスやパナソニックのミラーレスを使用している場合、センサーサイズはマイクロフォーサーズと呼ばれるものになります。
ここでは詳しく触れませんが、マイクロフォーサーズの場合は150mm以上の望遠レンズを使用すれば野球撮影が可能です。
オリンパス、パナソニックともに同じレンズを装着できるので、どちからかのメーカーでコスパの良いものを購入すれば大丈夫です。
ちなみに私のおすすめはこいつです!
咄嗟のプレーを撮る時や、本気で撮影したいのであれば一眼レフである必要が生じてくる
ミラーレスでも十分に球場で撮影は可能ですが、あくまでそれは記録として選手の写真を残しておく場合だけのことを考えています。
実際に高校野球や少年野球などで、プレーの1つ1つを追うことを考えるとミラーレスでは撮影に適していません。撮れるは撮れるんですけど、どこかで必ず限界が生じてきます。
その仕組みについて少し触れますね。
電子ファインダーと光学ファインダーの違いが大きな影響を及ぼす
通常の一眼レフには「ミラー」と呼ばれるものが搭載されています。
レンズを外したときに見える、鏡のようなアレです。
ミラーの役割は、レンズを通して映し出した被写体像を、ファインダーと呼ばれる一眼レフののぞき窓へと反射させることです。
ミラーレスカメラには、このミラーという機構が存在していなく、ミラーがないのでミラーレスと呼ばれています。
ミラーレスでは反射させて被写体像を確認することができないため、レンズを通してカメラに伝えられた被写体像は画像処理を行う機構へストレートに伝えられて、背面の液晶へと映し出されます。
一眼レフのように、そもそも機械的なしくみになっているファインダーは光学ファインダー
ミラーレスのように、被写体を確認するまでに電子処理を伴うファインダーは電子ファインダーと呼ばれています。
光学ファインダーが必要になってくるのは一瞬の隙も逃してはならないガチ撮影だけ
一眼レフの場合はファインダーを除くと、ミラーに反射された被写体を見ることができるため、リアルタイムで像を確認することができます。
対してミラーレスは、ミラーを搭載していないためカメラが認識してから画面に写すまでにほんの僅かな時間が生じます。この僅かな時間差がスポーツ撮影では命取りになります。
バッティングフォーム撮るだけなら問題ありませんが、打球が飛んだ先での守備の動きだったり、クロスプレーなどは一瞬の出来事です。リアルタイムで追わないと、そもそもプレーに追いつくことができません。
ガチな野球撮影をするにはミラーレスは不向きと言えます。
https://www.tabiyasha.jp/rentio/
野球撮影におすすめのミラーレスカメラ3選!
ガチ撮影に向かないとはいえ、球場に持っていくにはお手軽すぎるのがミラーレスの魅力です。
球場に持っていくこと、実際に野球を撮影することを考えて、おすすめのカメラを3台厳選しました。参考になれば幸いです。
初心者モデルの定番!Canon EOS M100
「カメラ女子はじめました*」というインスタの投稿の8割は、このカメラと一緒に投稿されていると言っても過言ではないだろう。それほどまでに、みんなが1番最初に買うミラーレスカメラだ。
人気なのにはしっかり理由があるもので、このカメラ、なんといってもコスパがズバ抜けているのである。この価格とスペックで、かつかわいらしい見た目で販売するのは頭がいかれているとしか思えないのだ。
おすすめです。Canon EOS M100
望遠レンズが一緒になったキットを購入するのが1番コスパ良いよ。
デザインがばちくそにかっこいいOM-D E-M10
これに関しては僕の主観にまみれているが、デザインがばちくそにかっこいいのだ。是非とも製品ページを覗いてほしい。
Canon EOS M100よりも連射性能に優れており、女子が持っても男が持っても映えるデザインなので全人類におすめしたい。
シンプルでコスパ抜群 SONYα6000
カメラのデザインはとてもシンプルで、無駄が削ぎ落とされている。
今回紹介した3台の中では性能はずば抜けており、デザインにこだわらないのであれば間違いなくこのカメラを1番おすすめしたい。なんだかんだでSONYが作るミラーレスはとんでもないのだ。
最大で11コマ/秒という連射速度であり、スペックは申し分ない。しかも、小さいながらにグリップのしっかりしているので望遠レンズを装着しても握りやすい。
予算に余裕があって、とにかく野球撮影を楽しみたい場合にはα6000が1番のおすすめだ。
野球場へ行こうな!
野球はテレビやネット中継で見るのも楽しいですが、是非とも現地に赴いて観戦すると楽しさ5倍増しです。
そのときは是非ともカメラを片手に!
それでは!
https://www.tabiyasha.jp/camera_baseball/
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