光回線を申し込もうとすると、工事が必要って見かけたり言われたりして、あたふたしちゃいますよね。僕もそうでした。
工事って言われると、何か部屋に対してガンガンやられたり、穴を空けられたりすることを想像すると思いますが、一旦落ち着いてください。f
光回線、実はマンションやアパート、公営住宅の場合は大がかりな工事が必要ない場合がほとんどなんです。
というか、既に工事が住んでいる場合が非常に多いです。(意外と知られていませんが)
工事が既に住んでいる物件に関しては、大家さんや管理会社に許可をとる必要がありません。そのため、自分の都合に会う光回線のサービスを自由に契約しても問題ありません。
光回線に対応しているかどうかは、スマホもしくはPCから5分程度で判明します。記事内で解説しているので、試してみてください!
- 光回線の工事は何をするのかざっくりわかる
- 光回線の工事が住んでいる物件の調べ方
- 光回線の選び方
目次
マンション、アパートで光回線の工事をするには許可がいらない場合が多い
マンション、アパート、公営住宅などの集合住宅の場合、既に光配線が入っている場合がほとんどです。そのため、工事といっても接続状況を確認したり、宅内にONUという機材を持ってきて接続試験を行う程度のものです。
光回線には、ファミリータイプとマンションタイプという2種類のプランがあり、前者は戸建て用、後者は集合住宅用のプランです。(事業者によってプラン名は異なります)
マンションタイプで契約する場合、いま住んでいる物件全体に光回線の設備が導入されていることが前提になります。
設備が導入済みの場合、近くの電線からマンション内には既に光ファイバーケーブルは引き込み済み&部屋に配線を通す作業も完了しているため、工事はほぼ必要ありません。
既に設備が導入されているかどうかは、NURO光以外の事業者だと調べることができるので、ぜひとも検索をかけることをおすすめします。
許可がいらない物件は接続試験のみ
許可がいらいな判定が出た物件の場合、ONUという黒い箱を作業員が届けに来て接続試験を行うか、配送されて自分で繋げるかのどちらかになります。
ONUはこんな感じの箱です。

こんな感じの箱を自分で接続する場合が多いです。つなぎ方については、説明書通りに接続すれば大丈夫ですし、youtubeとかでも解説動画があるのでわからない場合でも早めに解決できます。
光回線の工事をするのに許可が必要な場合
マンションタイプ設備が導入されていれば、工事の許可が必要ありませんが、設備が導入されていないときには許可が必要になります。
理由は3つ
- 戸建て用の工事をする必要があるため
- 場合によっては穴あけ工事が必要になることがある
- 許可がないと工事業者は動けない
戸建て用の工事をする必要がある
マンションタイプの設備が導入されていない場合、一戸建てと同様の工事が必要になります。
行う工事は主に以下の通り
- 近くの電線から光ファイバーを引っ張ってくる
- マンションの外壁にビス止め
- エアコンダクト等から宅内に配線を引き込んでくる
ざっくりとこんな感じ。設備を導入したとしても、マンション用の料金プランではなく、1,000円くらい割増で一戸建て用の料金プランで利用しなければいけないので要注意です。
許可がないと工事業者は動けない
そもそもですが、マンションやアパートなどの集合住宅で戸建用の光回線の工事を行う場合、大家さんや管理会社の許可がないと業者は動けません。
マンションタイプの設備が入っていなかった場合には、ポケットWiFiやSoftBank Airなどで妥協する必要があるんですが、どうしても光回線を引きたい場合には大家さんと管理会社に許可をとる必要があります。
けっこうめんどくさいらしいので頑張ってください…!
場合によっては穴あけ工事が必要になる場合もある
エアコンダクトを通じて光回線が通せなかったなどの場合は、壁に2〜3cm程度の穴をあけて光回線を通す必要があります。
これは工事当日に判明する場合が多く、穴あけが必要なときには、大家さんや管理会社にさらなる許可が必要のことがあるので要注意です。
許可なしで光回線の工事をしていいいかどうか調べる方法
大家さんに許可をとらずに光回線を引けるかどうかの見極め方法を伝授します。
NTTが提供しているフレッツ光の提供エリア検索で、自分の住所を検索すれば一発で判明します。
ただこれ、ドコモ光やSoftBank光、BIGLOBE光などのフレッツ光の配線を利用したものでしか通用しない手法です。
auひかりやコミュファ光、eo光、BBIQ光、NURO光などは対象外なので注意してください。
東日本エリアのサイトで見分ける手順と判断方法
NTT東日本のエリアに住んでいる方であれば、こちらのサイトから判定できます。
簡単な判定基準を貼っておきます。
マンションタイプの申し込みが可能

この判定が出た場合は、基本的には大家さんの許可なしで光回線を導入することができます。既に光配線自体は導入済みのため、ただ配線をつなぐだけで利用できるので、工事はあって無いようなもんです。
マンションタイプがNG(戸建てと同じ工事が必要)

「ご入力いただいた住所はフレッツ光の提供状況の詳しい確認が必要です。」
この表記が出た場合には、光の設備が導入されていません。
一戸建て用の工事が必要になり、光ケーブルを壁に留めたり、下手したら穴あけ工事の必要があるため、大家さんから許可をとる必要があります。
これが出たらSoftBank AirかポケットWiFiですね、、、
西日本エリアのサイトで見分ける手順と判断方法
NTT東日本のエリアに住んでいる方であれば、こちらのサイトから判定できます。
簡単な判定基準を貼っておきます。
マンションタイプの導入が可能

マンションタイプがNG(戸建てと同じ工事が必要)

西日本の場合には表記が紛らわしいので注意が必要です。
マンションタイプとの画像を見比べたとき、こちらの場合は「ファミリータイプ」との表記が出ています。この場合、マンションに光配線の設備が導入されておらず、戸建て用の工事が必要になるということです。
戸建用の工事をする際は、大家さんに必ず許可をとる必要があります。許可が降りないパターンがほとんどなので、潔くSoftBank AirかポケットWiFiにするのが良いかもしれません、、、
auひかり、NURO光、電力系の光回線は今回の方法は対象外なので要注意
今回の検索方法は、あくまでNTTの回線網を利用した、フレッツ光系列のサービスの提供エリア検索です。
auひかり、NURO光、電力系の光回線はNTTの光回線ではないので今回の方法は通用しないので注意してください。
光回線はネットから申し込める&ネットからの方がお得なキャンペーンが多い
光回線は携帯ショップや量販店で勧誘を受けることが多いと思いますが、ネットから申し込んだほうが断然お得です。
また、自分が使っている携帯会社と光回線の会社は併せたほうがセット割引が適用されてかなり安く利用できます。
ドコモ、SoftBank、auそれぞれおすすめの光回線と代理店を紹介します。
ドコモ光

ドコモ光を申し込むならとくとくBBからの申込みがおすすめ。
新規申し込み時にdポイントが最大20,000pt入ってくることに加えて、キャッシュバックが最大20,000円入ってきます。
注意点としては、指定のオプション加入が必要なので、しっかりスケジュールを把握して申し込むことをおすすめします!
加えて、光回線を高速で利用するために必要なWiFiルーターを無料でレンタルできるため、かなり高待遇なのが特徴。
ギガホやギガライトを契約していれば、毎月500円〜1,000円程度の割引が入ります。その他のプランでも、光セット割の対象であれば指定の割引が入ります。
ドコモ光の月額料金、初期費用について
月額料金 | 4,400円 |
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事務手数料 | 3,300円 |
工事費 | |
開通までの目安 | 2〜3週間程度 |
キャッシュバック | 最大20,000円 |
SoftBank光
SoftBankのスマホを利用している場合にはSoftBank光がおすすめ。「おうち割光セット」というものが適用されるため、携帯料金から1,000円の割引がされます。
ドコモ光のように工事費は完全無料ではありませんが、SoftBank公式のキャンペーンを利用すれば工事費は実質無料になることに加えて、代理店から33,000円のキャッシュバックが出ます。
「エヌズカンパニー」という代理店が、SoftBankから優良代理店の認定を受けているので、ここ経由で申し込むことをおすすめします!
SoftBank光の場合、他社サービスの解約金を全負担してくれる、あんしん乗り換えサポートといものを提供しています。
ポケットWiFiやケーブルテレビから乗り換える場合、解約金を全額キャッシュバックしてくれるので、ぜひご活用ください。
SoftBank光の月額料金、初期費用について
月額料金 | 3,800円 |
---|---|
事務手数料 | 3,000円 |
工事費 | 2,000円〜9,000円→キャッシュバックで実質無料 |
開通までの目安 | 2〜3週間程度 |
キャッシュバック | 56,000円 |
BIGLOBE光(auとのセット割が適用)
auのスマホを利用していると、auひかりやケーブルテレビしかセット割が入らないと思われがちですが、実はBIGLOBE光でもセット割が適用されます。
auを利用している家族が複数名いる場合は、光電話も同時に契約したうえでauスマートバリュー、単身での利用の場合はビッグローブ×auセット割が適用になります。
auスマートバリューは月額500〜1,000円の割引が家族全体の携帯料金に、ビッグローブ光×auセット割の場合にはBIGLOBE光の料金が1,200円割引されます。
どっちに転んでもおいしいうえに、NNコミュニケーションズという代理店を経由して申し込めばキャッシュバックが最大35,000円のキャッシュバックが出ます。
2年契約と3年契約で月額料金と工事費、初期費用が変わってくるのでやや面倒ではありますが、auを利用している方はBIGLOBE光一択です!
SoftBank光の月額料金、初期費用について
月額料金 | 2年契約 4,080円、3年契約 3,980円 |
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事務手数料 | 2年契約 1,000円、3年契約 3,000円 |
工事費 | 2年契約→15,000円(実質3,000円) 3年契約→27,000円(実質0円) |
開通までの目安 | 2〜3週間程度 |
キャッシュバック | 26,000円 |
2年契約の場合、工事費の総額は15,000円ですが、30回に分割した場合に400円×30回で合計12,000円の割引が入るため実質3,000円です。
3年契約の場合、工事費の総額は27,000円ですが、30回に分割した場合に675円×40回で合計27,000円の割引が入るため実質0円です。
工事ができない場合はSoftBank AirかポケットWiFiの選択肢のみ
光回線の工事ができない場合は、月額の制限があるポケットWiFiか、速度はあまり出ないものの無制限で利用できるSoftBank Airが選択肢に上がってきます。
それぞれのおすすめポイントと概要です!
ポケットWiFi①WiMAX
ポケットWiFiといえばWiMAXという具合に、昔からメジャーなサービスです。代理店がたくさんあるため、どこから申し込めば良いのかがいまいちわかりませんが、個人的にはBIGLOBEのWiMAXがおすすめです。
本体が買取の扱いになるため、総額19,200円(税別)の本体代金が分割で入ってきますが、もし解約して別のサービスを使用したい場合の解約金が1,000円(税別)と良心的なのが魅力。
他のサービスだと、1年目の解約金が20,000円だったりすることが多いのですが、BIGLOBE WiMAX2+はめちゃめちゃ良心的です。
また、申込みから2ヶ月目にキャッシュバックが17,000円もらえるため、本体代金はほとんどかからないようなもんです。
ただ、3日で10GBの使用を超えると通信制限がかかるので、ギガをたくさん使用する場合には注意が必要です。

ポケットWiFi②クラウドSIM
最近とても流行っているのが、「クラウドSIM」を採用したポケットWiFiサービス。ちょうど1年前くらいに大炎上した、どんなときもWiFiがクラウドSIMを採用していました。
すべてのドコモ・au・SoftBankのうち最適な電波を拾って繋げるため、スマホが使用できればどこでも使用できるます。また、WiMAXのように3日で10GBではなく、1ヶ月で100GBや200GBのような契約であることが多く、低速になりにくいです。
混雑時には速度の影響を大きく受けるため、人口が密集している地域での使用にはあまりおすすめできません。
クラウドSIMのおすすめは「どこよりもWiFi」です。Wizという大手IT企業が運営しているため、品質が安定しているのに200GBの大容量プランを用意しているため、非常に安心できます。

SoftBank Airで無制限のWiFiを利用する
SoftBankが提供しているSoftBank Airですが、光回線の工事ができない物件に住んでいるけども無制限でWiFiを利用したい場合には有力な選択肢となるものです。
コンセントに繋げばすぐ利用できるため、めちゃくちゃ簡単です。
また、25歳以下であれば毎月2,000円の割引が36ヶ月間続くキャンペーンも実施しております。
選択肢の1つとしてぜひご検討ください!

光回線が入る物件であることを祈ります!
光回線が入る物件であれば、快適なWiFiを利用することができます。
適切な情報をゲットして、快適のWiFi環境をゲットしてください!
ちなみに、NTTの回線が入らない場合でももしかしたらauひかりや、西日本の方であれば電気系の光なら対象かもしれません。参考程度に。
それでは!
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