ポケットWiFiとか、光回線とか、最近はいろんなのが乱立していて意味わかりませんよね。
僕も最初は意味わからずに、「ポケットWiFi最強やんけ!!!」と飛びついた結果、痛い目を見た記憶が脳裏に焼き付いています。
あれからめちゃくちゃ勉強しまして、かなりWiFiのことがわかるようになってきたので、WiFi選びに迷っている方の参考になればと思い、情報をまとめました!
新生活のWiFi選びに迷っている方の参考になれば幸いです!
目次
ポケットWiFiと光回線ぶっちゃけどっちがいいのか比較
先に結論からお話します!
- 光回線の工事ができる物件かつ、持ち運びする必要がない場合には光回線
- 工事がそもそも出来ない物件だったり、持ち運びする必要がある場合にはポケットWiFi
ポケットWiFiはかなり便利なサービスではありますが、回線の速度や安定性を考えるとやっぱり光回線が一番です。
光回線が入るかどうかは、こちらのサイトで住所を入力してもらうことで判断できます。
ちなみに、この表記が出たら光回線を利用することができます。おめでとうございます!
これを踏まえたうえで読み進めていただければ幸いです!
そもそもポケットWiFiと光回線の性能を比較した
ポケットWiFiと光回線のち外というと、持ち運びできるかどうか、ってくらいの違いだけかと思うんですが、実はもっと明確な違いがあります。
もっと詳しく書くとたくさんあるのですが、ざっくりとした比較表は以下の通りです。
光回線 | ポケットWiFi | |
速度 | 1Gbps〜10Gbps | 最大600Mbps程度 |
速度(実測) | 100〜300Mbps | 20〜30Mbps |
通信の安定性 | 抜群 | 環境による |
持ち運び | できない | できる |
データ制限 | 無制限 | 制限あり |
光回線のほうがスペック的にも数段上ですが、持ち運びできないという難点があります。光回線が導入できるかどうかは済んでいる物件によっても異なるため、見分け方については後述します。
それぞれの違いについて、もう少し踏み込んで比較していきます!
ポケットWiFiの特徴について
ポケットWiFiの特徴は大きく以下の3つ
- どこにでもWiFiを持ち運べる
- 無制限とは言いつつも通信制限がかかる事業者が多い
- 回線工事なしで利用できる
ポケットWiFi、モバイルルーター、モバイルWiFiとかで呼ばれていますが、当サイトではポケットWiFiで統一していきたいと思います。
ポケットWiFiの種類
ポケットWiFiの種類は大きく2つ。
- SoftBank回線を利用したサービス
- WiMAXの名前がついたサービス
もっと細かく分類するとたくさんありますが、ざっくりこの2つです。
それぞれ何が違うのか、以下の表にまとめました
SoftBank回線 | WiMAX | |
速度(実測) | 20〜30Mbps | 20〜30Mbps |
通信の安定性 | SoftBankの電波が入る範囲 | 壁に弱い |
見分け方 | 〇〇WiFiの表記 | 〇〇WiMAXの表記 |
データ制限 | ほぼ無制限、もしく1日3GB | 3日で10GB |
キャッシュバック | ほぼ出ない | がっつり出る |
料金はどちらも3,500円〜4,000円程度で、費用面で大きな違いはないので割愛しています。
大きく違う点が、通信制限の有無、利用できる電波環境の違い、キャッシュバックの金額です
SoftBank回線のポケットWiFiは、どんなときもWiFiやギガゴリWiFi、THE WiFiなど、CMをたくさん打っているサービスがそれに当たります。
SoftBankの電波が入れば利用できるため、山の中や過疎地でない限りは利用できる場合がほとんどです。WiMAXと違って直近のデータ利用で制限がかかる場合も少ないため、SoftBank回線のものを利用するのが良いでしょう。
ユーザーが増えすぎると通信速度が遅くなるのが難点ですが、SoftBank回線のポケットWiFiを選んでおけばほぼ間違いありません。
対してWiMAXの場合は、〇〇WiMAXと書いていればこれに当たります。auの携帯電波を利用していると思われがちですが、微妙に違うのが注意点。
WiMAXは、WiMAX2+といって、通常のLTEとは少し異なる電波を利用しています。通常のLTEよりも高い周波数を利用しており、壁などの障害物に弱い性質を持ち合わせています。そのため、地下や奥まった地域などでは電波が入りにくいのです。
データ利用にも制限があり、通常のWiMAXだと3日以内に合計で10GB以上のデータ通信を利用すると1日間の通信制限がかかります。
その代わり、高額のキャッシュバックが出るのが大きな特徴です
ポケットWiFiのメリット
- 回線工事なしでWiFiを利用できる
- WiFiを持ち歩ける
- 携帯電話のギガを節約できる
光回線を利用するとなると、近くの電柱から光ファイバーを引き込んで、自宅で接続試験を行う回線工事が必要になります。ポケットWiFiだとこれが必要ないため、申込みから1週間くらいでWiFiを利用することができます。
また、持ち歩きもできるため、携帯電話は少ないギガのプランを契約して、外ではポケットWiFiで主に通信を利用するという技もできるわけです。
ギガが少ないということは、通信料金の節約にもつながるため、諸々の負担を減らすことにも繋がります。
ポケットWiFiのデメリット
- 充電する端末が増えるストレス
- 通信制限がかかる場合がある
- キャッシュバックを忘れるとアウト
ポケットWiFiはスマホと同様に充電が必要なんですが、これがストレスになる場合が多いです。
持ち運べるとは言えど、充電がないとただの文鎮と化すため、充電には気を配らねければいけません。僕も以前にポケットWiFiを利用していたのですが、充電がなくて使えない悔しい思いを何回もした記憶があります。
また、WiMAXの3日で10GB制限が地味にきついです。僕は作業するときにyoutubeで音楽を垂れ流すことが多いのですが、これをやっていると3日で10GBは余裕で使います。
WiFiを利用しているのに通信量に気を使わねければいけないのも地味にストレスでした。
加えて、事業者にもよるのですがキャッシュバックの受け取り時期が統一されておらず、受け取り期間を過ぎたり、条件を満たすための手続きを忘れていたりすると受け取れないので注意が必要です。
まじでわかりにくい業者が多いですからね…
申し込んだらすぐにスマホのカレンダーにぶちこみましょう!
おすすめのポケットWiFi
3日あたり10GBの通信制限はあるものの、ヘビーな使い方をしない限りは問題ありません。
既に他社のWiFiサービスを利用していて、そこから乗り換える場合には、他社WiFiサービスの解約金を最大19,000円まで負担してくれます。
月額 | 2,726円〜 |
---|---|
契約期間 | 3年 |
事務手数料 | 3,000円 |
通信制限の上限 | 3日で10GB |
端末代金(初期費用) |
縛りなしとはいいつつも、2年縛りをつけると2,800円という超格安のポケットWi-Fiとして契約できます。
レンタル端末を選べないのが注意点ですが、契約期間の面で非常に使い勝手が良いサービスです。
月額 | 3,300円 |
---|---|
契約期間 | なし |
初期費用 | 1,000円 |
通信制限の上限 | 3日10GB、もしくは1日3GB |
端末代金 | レンタル |
月額 | 3,600円 |
---|---|
契約期間 | 3年 |
初期費用 | 4,900円 |
通信制限の上限 | なし |
端末代金 | 実質無料 |
光回線の特徴について
光回線の特徴は大きく3つ
- 無制限で高速通信の利用が可能
- 利用にあたって工事が入る
- 携帯電話とセット料金が入ることが多い
ドコモ光やSoftBank光、NURO光、auひかりなど、〇〇光と名称がついてるサービスがこれに当たります。
基本的には、自分が利用している会社の光回線を使うとセット割が5,000円〜1,000円ほど適用されてお得に利用することができます。
それぞれのサービス概要についてはあとでまとめます。
月額料金は戸建てプランだと5,000円前後、マンションプランだと4,000円前後のサービスがほとんどです。
ここに至るまでにポケットWiFiのことについてのボリューム多めでしたが、僕自身は光回線を推しています。上記3つが推すに当たってのポイントなので、参考にしていただければ幸いです。
無制限で高速通信が利用可能
ポケットWiFiは携帯回線を利用しているため、携帯電話並の速度しか出すことができません。光回線を利用したことがない方はいまいちピンとこないかもしれませんが、全然違います。
速度のざっくり比較表が以下の通りです
ポケットWiFi | 光回線 | |
上り速度 | 10〜30Mbps | 100〜300Mbps |
下り速度 | 20〜40Mbps | 200〜400Mbps |
光回線だと、ポケットWiFiを使用したときのざっくり10倍くらいの速度を出すことができます。環境によっても異なりますが、今まで計測してきた体感としては上記の通りです。
しかもこれ、ポケットWiFiのように3日で10GB制限のようなものが存在せず、完全に無制限で利用することができます。快適そのものです。
工事が入る場合には絶対に光回線をメインで使用することをおすすめします!
利用にあたって工事が入る
光回線の場合、利用にあたって回線工事がほぼ確実に入ります。とはいえ、壁に穴を開けたり、騒々しい工事は入りません。
マンションの場合は、設備がすでに物件自体に入っていることが多いため、回線終端装置(ONU)という黒い箱を自宅の光コンセントに接続して、接続試験を行って終わりです。
戸建ての場合だと、近くの電線から光ファイバーケーブルを引き込む工事が発生します。このとき、電線との間に他人の私有地があったりすると工事ができない場合があります。
実際に工事業者が行ってから判明することがあるため、注意のしようがないのが難点です。
マンションでも戸建てでも、工事自体は1〜 2時間程度で終了するため、大した負担にはならないのが特徴です。また、各社それぞれで工事費の負担がないようにキャンペーンを実施しているため、工事に関して負担がかかることはほぼありません。
携帯電話とセット料金が入ることが多い
ドコモ光やSoftBank光、auひかりは、携帯会社の社名が入っているのでセット割が入るのは想像しやすいと思います。
実は、NURO光だとSoftBankのセット割引(おうち割光セット)、BIGLOBE光や@nifty光はauのセット割(auスマートバリュー)の適用が入るんです。
携帯会社とセット割を組むことで、通常よりもお得に光を利用することができるので、もし既に光回線を利用している方がいればいい機会かもしれません。
おすすめの光回線
月額 | 戸建て5,200円〜、マンション4,000円〜 |
---|---|
工事費 | 戸建て18,000円、マンション15,000円 |
事務手数料 | 3,000円 |
キャッシュバック | 15,000円 |

月額 | 戸建て5,200円、マンション3,800円 |
---|---|
工事費 | 9,000円もしくは24,000円(分割可能) |
事務手数料 | 3,000円 |
キャッシュバック | 30,000円 |
月額 | 戸建て5,100円、マンション4,050円 |
---|---|
工事費 | 戸建て→37,500円、マンション→30,000円(分割可能) |
事務手数料 | 3,000円 |
キャッシュバック | 45,000円 |
比較した結論
- 光回線の工事ができる物件かつ、持ち運びする必要がない場合には光回線
- 工事がそもそも出来ない物件だったり、持ち運びする必要がある場合にはポケットWiFi
判断基準は上記の通りで良いです。
ぶっちゃけ、格安SIM+ポケットWiFiで運用するより、大手3キャリア+光回線で運用したほうが快適です。月額は前者と後者で2,000円〜4,000円ほどの固定費の開きはありますが、快適を残って効率が悪くなっては元も子もありません。
自分に最適なWiFi環境を考えて、見直しをかけていただければ幸いです!
質問事項があれば随時Twitterにお問い合わせください!
2 件のコメント