J:COMの通信環境があまりにも最悪すぎたり、どうやらドコモ光に切り替えたほうが節約になると噂に聞いて検討している方も少なくないはず。
ただ、実際にJ:COMを契約するにあたって、いったい何が違って、どんなことが変わってて、切り替えるには何をすれば良いのかについての情報って意外と転がってないんですよね。
今回は、その解説記事を書きました!
この記事を見れば、J:COMからドコモ光へ切り替えにあたっての事項はだいたい把握できるくらいの気概で作っております。
参考になれば幸いです!

- J:COMからドコモ光へ切り替えると変わること
- J:COMからドコモ光へ切り替えるにあたっての費用
- ドコモ光のおすすめプロバイダ
目次
J:COMからドコモ光へ切り替えると何が変わる?
J:COMからドコモ光に切り替えると、料金だけでなく、通信環境やテレビ環境も変わってきます。実際に何が変わるのかについて軽く説明していきます。
- ドコモの携帯料金とのセット割引が適用される
- 通信速度と安定感が大幅に改善
- テレビも一緒に切り替えると4K設備が導入される
ドコモの携帯料金とのセット割引が適用される
J:COMからドコモ光へ切り替えると、ドコモ光セット割というものが適用されます。通常、J:COMの場合だとauスマートバリューといって、auの携帯料金とのセット割しか適用されません。
ドコモ光の場合は、ドコモの携帯料金とのセット割が500円か1,000円のどちらかで適用されます。このセット割りですが、契約しているプランによってはファミリー割引内の家族全員に適用されるので、契約状況によっては光の料金がチャラになることもあるかもしれません…!
ファミリー割引内で既にドコモ光の契約がある場合には適用されないので、注意が必要です。
通信速度と安定感が大幅に改善
JCOMは同軸ケーブルというものを通信に使用していますが、この同軸ケーブルのせいで通信環境が不安定になることもしばしば。
ドコモ光にきりかえる場合には、同軸ケーブルから光ファイバーケーブルへ切り替えが発生します。
同軸ケーブルは情報を「振動」で伝えるのですが、光ファイバーケーブルは情報を「電気信号」で伝えます。光ファイバーケーブルは、同軸ケーブルと比較して大容量のデータ通信と、安定した通信が得意になる性質を持っています。
いまJ:COMを利用していて通信の品質に不満がある場合には、光回線への切り替えでだいたい解決します。
テレビも一緒に切り替えると4K設備が導入される
auひかり、NURO光以外の光回線には、テレビオプションというものが選択可能です。
これは、フレッツ光が提供している「フレッツテレビ」を利用するオプションのことで、対応しているエリアのみ利用可能です。
テレビオプションに切り替えると、J:COMと同様にアンテナ無しでテレビ視聴が可能なことに加えて、4K放送の視聴環境が整います。(4Kチューナー搭載テレビの購入は必要)
J:COMの場合だと、4Kを視聴するためにはSTBというテレビの横に置いてある黒い箱を4K対応のものに交換が必要+4Kを視聴するためのプランに変更が必須です。

J:COMからドコモ光へ切り替えパターン
実際にJ:COMからドコモ光へ切り替えるには、何を切り替えて、どのくらい費用がかかるのかをざっくり解説していきます。
考えられるパターンとしては以下の3つ。
- ネットのみ切り替え
- ネット+電話の切り替え
- ネット+電話+テレビの切り替え
実際には、エリアや物件によってテレビオプションが契約できなかったり、工事料金がかさんだりするので、それぞれの費用について記載します。
JCOMは料金プランがめちゃくちゃ入り組んでいて、実際にかかる費用は個人によって変わってきます。ここで記載しているのは、あくまで概算です。
インターネットだけをドコモ光に切り替え
JCOMのネット設備だけを光回線にまとめる方法です。この方法をとる際の費用は、JCOM側に20,000円程度、光回線側に3,000円です。
費用の内訳は以下の通り
JCOM側にかかる費用▶撤去費4,800円もしくは9,800円、解約金10,000円程度(プランによる)
光回線側にかかる費用▶手数料3,000円、工事費0円
テレビや電話の工事がいらないので、最低限の解約金と撤去費用で済む。キャッシュバックが15,000円〜20,000円出るため、十分に賄える。
インターネット+電話をドコモ光に切り替え
JCOMのネット+電話を光に切り替える方法です。JCOM側に20,000〜30,000円、光回線側に3,000円〜20,000円程度です。
ちなみに、もともとがNTTで利用している固定電話でない場合、電話番号は光回線に引き継ぎできないので注意してください。
- JCOM側にかかる費用▶撤去費4,800円もしくは9,800円、解約金10,000〜30,000円程度(プランによる)、固定電話の番号移行3,000円(NTT発番のみ)
- 光回線側にかかる費用▶手数料3,000円、電話の工事費3,000円
インターネット+電話+テレビをドコモ光に切り替え
JCOMのネット+電話+テレビを光に切り替える方法です。JCOM側に20,000〜30,000円、光回線側に3,000円〜30,000円程度です。
ただこれ、フレッツ光が提供している「フレッツテレビ」に対応している地域じゃないと提供できません。
提供エリアは必ず確認してください。
- JCOM側にかかる費用▶撤去費9,800円、解約金10,000円程度(プランによる)、固定電話の番号移行3,000円(NTT発番のみ)
- 光回線側にかかる費用▶手数料3,000円、工事費0円、電話の工事費3,000円、テレビ工事費用10,000円〜25,600円(テレビの台数によって異なる)
光回線側でかかる費用に関しては、オペレーターから詳しく聞いてみてください。

J:COMからドコモ光へ切り替えるときのざっくりとした流れ
光を契約してからJCOMを解約するまでのざっくりとした流れを説明します。
- STEP
ドコモ光の申し込み、オペレーターとの電話にて工事日程を決める
ドコモ光を申し込みした際にJ:COMからの切り替えであること、テレビや電話の切り替えについて一緒に相談すると、知識の豊富なオペレーターであれば順番を丁寧に教えてくれます。
- STEP
光の開通工事
ドコモ光の開通工事を行います。申し込みしてから2週間〜1ヶ月後になることが多いです。基本は1〜2時間程度で終わりますが、テレビの申し込みが入ると合計で3〜4時間ほどになるようです。
- STEP
J:COMを解約する連絡
住んでいる地域の管轄エリアのJ:COM事務所へ解約の連絡。ドコモ光の工事日程が決まってからか、開通して使えることを確認してからがおすすめです。
- STEP
J:COMの撤去工事
J:COMの配線撤去工事が入ります。解約するとほぼ確実に来ます。
ざっくりこんな感じ
光の工事やら何やらの手配は事業者のほうでやってくれますが、JCOMへ解約の電話は自分でやらなければいけないので注意してください!
【戸建て向け】J:COMから光回線に切り替えるときの注意事項
- テレビ、固定電話の契約をJ:COMに残すかどうか
- 光回線のエリアに自宅が対応しているかどうか
- 工事時期と解約時期に要注意
テレビ、固定電話の契約をJ:COMに残すかどうか
戸建てでJCOMを利用している場合、テレビ+電話+ネットの利用な方が多いはずです。光回線に切り替える際、テレビも一緒に設備を変えることができるんですが、工事費が追加で最大25,600円かかります。
フレッツテレビというものに切り替わりますが、もし予算に余裕があれば変えちゃったほうが後が面倒にならなくておすすめ。4Kの設備に移行する際に、フレッツテレビを利用していればチューナー入ってるテレビ買うだけで移行が完了するので楽です。
また、テレビだけJCOMに残すこともできるので、光回線のオペレーターと相談してください。
光回線のエリアに対応しているかどうか
これが1番重要ですが、光回線のエリアに対応していないと、そもそも回線を引くことができません。
光回線が引けるかどうかは、以下のサイトにアクセスすれば確認できますので、必ず確認してください。
東日本エリアの検索サイト
西日本エリアの検索サイト
判定基準は以下の記事を参照お願いします!
工事時期と解約時期に要注意
光回線は、申込みから利用開始まで最短で2週間、工事の日程が詰まっていると1ヶ月かかることもあります。
もしJCOMの解約金がかからない、更新月を狙って解約する場合には、解約までに回線を引き終えないとネットやテレビが利用できない期間が生まれてしまうので注意が必要です。

【マンション・アパート向け】J:COMから光回線に切り替えるときの注意事項
- 光回線に対応している物件かどうか
- 工事日程と解約時期に注意
光回線に対応している物件かどうか
マンションやアパートなどの集合住宅の場合だと、光回線の設備が導入されているかどうかで申し込みの可否や面倒さが変わってきます。
以下の記事にて解説していますが、マンションに設備が導入されていない場合には一戸建て用の工事と同様に、近くの電柱から部屋の中へ光ファイバーケーブルを引き込む作業が発生します。
この場合は大家さんや管理会社の許可が必要だったり、建物の階数によってはそもそも引き込めないことがあります。
物件に設備が導入されているかどうかについては、簡単に調べることができるので必ず調べてください。
東日本エリアの検索サイト
西日本エリアの検索サイト
判定基準は以下の記事を参照お願いします!
工事日程と解約時期に要注意
光回線は、申込みから利用開始まで最短で2週間、工事の日程が詰まっていると1ヶ月かかることもあります。
もしJCOMの解約金がかからない、更新月を狙って解約する場合には、解約までに回線を引き終えないとネットやテレビが利用できない期間が生まれてしまうので注意が必要です。
【共通】JCOMから光回線に切り替えるときの要注意事項
- J:COMのメールアドレスが使えなくなる
- タブレットや電気をまとめて契約している場合には別途で解約金が発生する場合も
- テレビも光にまとめる場合、録画している番組が見られなくなる
J:COMのメールアドレスが使えなくなる
J:COMから発行されているメールアドレスが使用できなくなります。Yahoo!やGmailなどのフリーメールを利用している場合には問題ありませんが、JCOMのアドレスを利用している場合には、必ずアドレスを他のものに変更しておきましょう。
タブレットや電気をまとめて契約している場合には別途で解約金が発生する
J:COMには、ガスや電気、タブレットなどの追加オプションがあります。これを契約していると、解約金が20,000円ほど追加でかかる場合もあるようです。
詳しいことはJ:COMに問い合あわせるのが1番ですが、もし光回線にする場合には別の新電力に変えたほうが普通に安そうですね…
テレビもドコモ光にまとめる場合、録画している番組が視聴できなくなる
J:COMは、テレビを視聴するためにSTBという黒か白の箱をテレビの横に設置しなければなりません。
このSTB自体に録画機能がついているものがあるんですが、J:COMの設備を撤去するとなると録画している番組の視聴ができなくなります。STBをJ:COMに返却するためです。
録画は諦めましょう…!!
ドコモ光を申し込むならWeb代理店を経由するのがおすすめ!
ドコモ光は、他の光回線と大きく違う点としてプロバイダの選択肢がかなり多いのが特徴です。また、公式サイトでの申込みよりも、プロバイダ経由で申し込んだ方がスムーズに契約が進みます。
注意点は以下の3つ
- ドコモの携帯回線を契約している人のみ
- 未成年の契約はできない
- 携帯回線の名義で契約が必要
おすすめの申込先
ドコモ光の公式サイト
ドコモ光を申し込む場合、公式サイトからの申込みが1番おすすめ。理由は特典が確実に入るから。
代理店の場合は現金キャッシュバックが半年後や12ヶ月後に所定の手続きをしなければいけませんが、ドコモから申し込めば開通から2ヶ月後にdポイント20,000ptが自動で付与されます。
オペレーターもドコモ光専属なので安心です。
GMOとくとくBB
GMOとくとくBBから申し込むと、他社サービスを解約して申し込んだことが証明できれば20,000円のキャッシュバックがもらえます。ポイントじゃなくて現金がほしい方はGMOとくとくBBからの申込みがおすすめ。
@nifty