JCOM(ジェイコム)のネット回線が遅い!原因と解決策を調べまくってみました!

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JCOMのWiFiが遅い! 原因と解決策を 調べまくってみました

新型コロナウイルス(COVID19)の影響で自宅にこもるようになって、もともと引いていたWiFiの利用が増えたはず。

自宅がJCOM、いわゆるケーブルテレビの回線を利用している皆さん、WiFi遅くないですか?

一応は使えるJCOMですが、WiFiが途切れたり読み込みがかなり遅かったりと散々な通信環境になっている方がきっと多いはず。

J:COMのWiFiはどうして遅いのか、改善策はないのかをめっちゃ調べたので参考になれば幸いです!

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JCOMのWiFi速度が遅いのはケーブルと料金プランに理由があった

JCOMの回線を使用したWiFiが遅くなる理由は大きく3つ

  1. 通信に光回線を使用していないこと
  2. 通信速度が遅いプランを利用している
  3. WiFiルーターが古いor性能が良くない

通信に回線を使用していないため速度が遅い

JCOMはCATVという事業者に分類されます。ケーブルテレビですね。

通常、インターネット通信は光ファイバーという高速通信を行うためのケーブルを利用している場合がほとんどなのですが、JCOMの場合だとこれが異なります。

JCOMの場合は、ネットよりもテレビを引くことがメインの会社なので、通信に強くない実情があります。

JCOMはインターネットの提供に同軸ケーブルという、ADSLやアナログ電話を提供するときに利用する「メタルケーブル」と呼ばれ種類の回線を利用しています。

このメタルケーブルというもの自体が、もともとはテレビや電話を効率良く伝えるためのもののため、インターネット通信には強くないという性質を持っています。

そもそも、JCOMの回線自体がネット通信向きではないというのが、速度の遅い最大の原因です。

通信速度が遅いプランを利用している

上述の同軸ケーブルでも、そこそこ速い通信はできるんです。JCOMの場合、通信速度によって料金が異なるプランを用意していて、速度が最も早いプランで320Mbpsという数字までしか出すことができません。

光回線の場合、ほとんどの場合で1,000Mbpsを出すことができるため、そもそも出せる通信速度が異なります。

320Mbpsのプランとうのは、JCOMの中でも高い分類のプランなので、おそらく契約している人はそこまで多くないと思われます…

また、この320Mbpsというのは、「下り」といってYouTubeの動画を読み込むときとか、webサイトを開くときなどに影響してくる速度にあたります。

JCOMの場合、どの料金プランだったとしても、「上り」といってLINEで写真や動画を送るときや、メールでなにかを送るときの速度が10Mbpsという絶望的な速度しか出ません。

LINEで動画を送信するとき、あまりにも時間がかかりすぎてWiFiをオフにしたことはありませんか?その原因がこれです。

自分がどの速度を利用しているかは、実際にJCOMに聞いてみないとわかりません。

契約している料金プランの速度までしか出すことができないので、そもそもの契約内容で遅くなっていることが考えられます。

WiFiルーターの性能を見直してみる

WiFiの通信速度、通信の安定性は使用しているWiFiルーターによっても変わります。

WiFiルーターは、通信速度、同時接続台数、発する電波強度がモノによって全然変わってきます。

10年くらい前に買ったルーターだと、出せる最大の通信速度が今とは全然違いますし、同時接続が可能な台数が全然違います。同時接続が3台なのに、スマホ3台+PC1台とかだと普通にオーバーですからね。

いま発売されているものであれば、同時接続が10台以上可能なものでも10,000円以下で売っているのが見受けられるので、ルーターの見直しが必要です。

 

JCOMの速度を改善させる解決策

JCOMの速度を改善する方法はざっくり3つ

  1. 光回線にのりかえる
  2. WiFiルーターを買い直す
  3. ポケットWiFiを契約する

そもそも回線を乗り換えてしまうのが1番の解決策ですが、1番お金がかかる方法なので、その他の事項も一緒に紹介します!

JCOMを解約して光回線を契約しなおす

これが根本の解決になるので、1番おすすめの方法ではあるんですが、1番お金がかかる手段です。JCOMの解約金+絶美撤去費や、光の工事費とかのことを考えると、最低でも30,000円くらい、高いと総額50,000円くらいかかるっていう程度のお金が出ていきます。

ただ、これを一気に変えてしまえば通信環境は抜群に解決します。

ちなみに、光に変えたときの速度比較はざっくり以下の通り

JCOM 光回線
下り(読み込み速度) 最大320Mbps 最大1,000Mbps
上り(送信速度) 10Mbps程度 最大1,000Mbps

速度に関してはもう、とんでもない差がついてしまっています…

通信速度を気にするのであれば、光回線への乗り換え一択になってきます。

契約の内容によっては手続きが面倒なことがありますが、基本は申し込んだサービスのオペレータに任せてしまえば簡単に進みます。

光回線に申し込んだ場合、基本は代理店のオペレーターと電話のやり取りが続きます。

このときに、自分の契約内容と、光回線をどんな様式で契約したいのかを伝えると、工事費用の内訳や気をつけるべき事項が伝えられます。

その情報をもとに自分で動けばいいだけなので、実は考える手間はすべてオペレーターに投げたほうが意外と手間がかからないことが多いです。

光回線に移動できるのは、ネット、テレビ、電話のみで、その他の録画機器などは引き継ぎができないので注意してください。

 

WiFiルーターを買い直す

そもそもですが、WiFiルーターを新しいものに買い直すと速度が改善する場合が多いです。

WiFiルーターは、ルーターの性能によって最大通信速度や同時接続台数が異なります。これをグレードアップさせると改善する場合があります。

どうやってこれを判断するかというと、ご自宅で利用しているWiFiルーターの型番をgoogle検索に打ち込んで検索するだけです。

例えば、僕はいまBUFFALOの4,000円くらいで買ったルーターを使用しています。

ルーターの箱があれば手っ取り早いでんすが、ほとんどの方は持っていないと思います。その場合は、WiFiのパスワードが書いている場所のあたりにルーターの型番が記載されいてることが多いので、それを探しましょう。

僕が使用しているのは、「WHR-1166DHP4」という型番の記載があります。これを検索キーワードで打ち込むと、メーカー公式もしくはアマゾンの商品ページが出てきます。

これを参考にして、記載されている通信速度よりもっと速度の出るルーターを購入すると改善する可能性が非常に高いです。

ポケットWiFiを契約する

そもそも契約内容を確認したり、ルーターを買い直すのが面倒という場合にはポケットWiFiを契約するという手段もあります。

複数人がWiFiを利用する家庭状況の場合は現実的ではありませんが、単身世帯などの場合はポケットWiFiの通信量でも事が足りる場合が多いです。

おすすめは、エヌズカンパニーのポケットWiFi、もしくは縛りなしWiFiです。

どちらも月額4,000円ほどで利用できるので、手っ取り速度を改善させたい場合にはポケットWiFiがおすすめです。

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JCOMから光回線へお得に乗り換える費用の詳細

さて、いざJCOMから光回線へ乗り換えるとなった場合には下記の2項目がかかる場合がほとんどです。

  1. 光回線+テレビ(+電話)の工事費(30,000〜50,000円)
  2. JCOMの解約金+設備の撤去費用(ざっくり30,000円くらい)

※ちなみにマンションでJCOMを利用している場合、オーナーとJCOMとの兼ね合いで光回線が入らない場合が多いです。ご自身の物件に光回線が入るかどうか、以下のサイトに住所を打ち込めば判明します。検討している場合は必ず確認してください。

光回線側での工事費のざっくり内訳

JCOMを契約している方の場合、ほとんどがテレビ+ネットの契約と思われます。

これをそっくりそのまま光回線に移した場合の工事費用は以下の通り

[box03 title=”光回線側の工事費用”]

  • 光回線の工事費用(事業者による。ざっくり20,000円ほど)
  • テレビの工事費用(1台の場合→12,300円、4台まで→25,600円)

[/box03]

工事費用は分割可能な場合がほとんどですし、テレビの工事費に関しても、実施しているキャンペーンを適用させればキャッシュバックしてくれたり、無料にしてくれる事業者もあります。

莫大な金額で書いたものの、実際に一気に手元から出ていくわけではないのでご安心ください。

JCOM側での解約金+撤去費用ざっくり内訳

1番お金がかかるのが、JCOM側での解約金+設備の撤去費用です。

[box03 title=”JCOMの解約金、撤去費用”]

  • 解約金→8,500円〜20,000円
  • 設備撤去費用→2,000円〜6,000円

[/box03]

解約金は、契約している料金プランによって異なるため、断定できるものではないのが厄介なところです。更新期間の場合だと解約金は発生しないため、運がよければ10,000円以内に済む可能性も秘めています。

また、JCOMの場合はテレビを利用する際のSTBなど、JCOM所有の設備を撤去するための費用が発生します。配線やらの兼ね合いで撤去費用が発生するっぽいんですが、なんだか解せない金額ですね…

JCOMから光回線へお得に乗り換える裏技

ここまで読み進めてくださった方だと、JCOMから光回線に変えるときの費用やばいって認識になった方はほとんどと思われます。

ただ、実はもっと安く済ませる裏技もあるんですよね。

これ、公式サイトや一般のブログには掲載されていないことが多い手法なので、ぜひ見ていってください!

その方法がこちら!!!

[box03 title=”ここにタイトルを入力”]

  1. キャッシュバックを活用してすべて乗り換え
  2. テレビだけ残してネット(+電話)だけ乗り換え
  3. 光回線を単独で入れる

[/box03]

それぞれ解説します!

キャッシュバックを活用してすべて乗り換え

これはSoftBank光だけが実施しているサービスなんですが、JCOMでかかった解約金と設備撤去費用を全額キャッシュバックで還元してくれます。(最大10万円まで)

金額分の商品券や携帯会社独自のポイント還元ではなく、現金でのキャッシュバックです。規定された期間を利用したうえで、しっかり遅れずに料金を払っているなどの条件がついていますが、現金でキャッシュバックされます。

還元される時期は、開通から6ヶ月後だったり、解約金や工事撤去費用の記載がある領収書や証明書等をwebサイトからアップロードしなければいけないなどの手間はありますが、10万円までなら全額還元されることを考えると致し方ありません。

JCOMからの乗り換えであれば、SoftBank光を利用するのが総合的に費用がかからないのでおすすめです。

SoftBank光の場合、他社からの乗り換えだと更に最大24,000円のキャッシュバックが出たり、ネットの代理店経由で申し込むと追加で33,000円が入ってきたりと、むしろ儲けられてしまうのが最大の特徴。

手続きはオペレーターに詳細を伝えるだけで最適なルートの導いてくれるので、ご安心ください。

唯一、還元されないものの中にSoftBank光側のテレビ工事費が入りますが、これは代理店から受ける33,000円のキャッシュバックで対応できるので、実質の負担がほぼないのが最大の特徴です。

テレビだけ残してネットだけ乗り換え

満額キャッシュバックの話をしたところでたいへん恐縮ですが、実はJCOMはネットだけ他社に乗り換えることができます。

その場合の工事費用の詳細は以下の通り

[box03 title=”ネットだけ乗り換えの場合”]

  • 光の工事費用(20,000円前後)
  • JCOMの部分撤去費用(2,000〜6,000円)

[/box03]

全部解約するとなると、数万円規模でお金がかかってきますが、この場合だとJCOM側への負担は1万円以内で済みます。

そうなると、上記のSoftBank光を契約しなくとも、ドコモであればドコモ光、auであればauひかりやBIGLOBE光などを利用することができます。

費用を抑えたい方におすすめです!

光回線を単独で入れる

これはめちゃくちゃ特殊なパターンですが、JCOMは親や兄弟が管理していて、なかなか説得できない場合の強硬手段です。

JCOMと光回線、実は同時に利用することができるため、JCOMを管理している人をどうしても説得できないときの最終手段となります。

もちろん、支払いは二重になってしまうのであまりおすすめはできませんが、通信品質が改善するのであれば背に腹は変えられません…!

JCOMから光に乗り換えるときの注意点

  1. テレビを解約するとSTB経由で録画している番組が視聴できなくなる
  2. ビデオオンデマンド、専門チャンネルが視聴できない場合も
  3. タブレット等を同時に契約していると解約金が増額する可能性もある
  4. JCOMのメールアドレスは使えなくなる

JCOMのテレビを解約するとSTB経由で録画している番組が視聴できなくなる

JCOMはセットトップボックス(STB)を繋がなければテレビの視聴ができないのですが、光回線はSTBがいらないのです。

テレビも光回線に変えるとなると、テレビのコンセントと直接つなぐだけで視聴できるのでSTBをおいていた分のスペースに余裕ができるメリットがあります。

その反面、録画機能のあるSTBを利用していて、そこにテレビ番組や専門チャンネルの録画をしている場合は、光のテレビオプションに変えると録画分の視聴ができなくなります。

JCOMを解約するとSTBを返却する必要があり、視聴がそもそも物理的にできなくなるためです。

どうしても消したくない番組や、撮りためているものをなくしたくない場合は、前項のネットのみ乗り換えの路線でいくのが良いよ思われます。

ビデオオンデマンド、専門チャンネルが視聴できない場合も

JCOMの最大の特徴は専門チャネルの多さ。

光回線の場合、スカパーと提携を組んでいるため、同様の専門チャンネルを視聴できるのですが、場合によっては視聴できないチャンネルもどうやらあるようです。

専門チャンネルをJCOMでよく視聴していて、光に乗り換えてもそのまま視聴したい場合は、スカパーを同時に申し込みするのがおすすめです!

キャンペーンは各社異なりますが、ドコモ光の場合は工事費が無料になったり、SoftBank光の場合は月額が割引になったりと得点が盛りだくさんです。

JCOMのアドレスが使えなくなる

JCOMのネットを解約する場合、@jco.zaq.ne.jpのアドレスが使えなくなります。

どうやっても残す手段はないので、お気をつけください!

JCOMから乗り換えにおすすめの光回線

JCOMから乗り換える際におすすめの光回線をご紹介します!

他のブログであればNUROひかりをおすすめするところですが、工事まで時間がかかることに加えて、他の光回線と品質に大きな差がないため、通常の光回線をご紹介します!

SoftBank光

JCOMから全部ゴリっと乗り換える場合は、SoftBank光一択です。

上述のとおり、JCOM側でかかる費用をほぼほぼすべキャッシュバックで還元してくれます。

また、高速通信に必要な高性能WiFiルーターを無料で提供してくれるため、さらに快適通信が近づきます。ここまでいいこと尽くしだと詐欺を疑う方がいるかもしれませんが、そのくらい光回線がいま熱いということです。

JCOMからお得に乗り換えたい場合はSoftBank光!

月額 戸建て 5,200円 マンション 3,800円
事務手数料 3,000円
工事費 2,000円〜24,000円(設備状況による)
キャッシュバック 33,000円(引っ越しが伴う場合は24,000円)
開通までの最短 2週間程度

SoftBank光の詳細を見てみる

BIGLOBE光

auを利用している方、かつテレビをJCOMに残す選択をした場合にはBIGLOBE光がおすすめです。

BIGLOBE光は、auの携帯電話とセット料金が適用される「auスマートバリュー」の対象サービスであるため、電話オプションをつければauの携帯料金にセット割引が毎月1,000円分適用されます。

BIGLBE光も、SoftBank光と同様にNTTの回線を利用している光回線のため、高品質な通信を利用できます。

これまたネットから代理店経由で申し込むと、33,000円のキャッシュバックが入ってくるのでご活用ください!

月額 戸建て 4,980円 マンション3,980円
事務手数料 3,000円
工事費 戸建て 30,000円 マンション 27,000円実無
キャッシュバック 35,000円 or 27,000円+WiFiルーター
開通までの最短 2週間程度

BIGLOBE光の詳細を見てみる

ドコモ光

キャッシュバックは上記2社と比べて弱いものの、ドコモを利用している方であればドコモ光がおすすめです。

契約している料金プランによりますが、ファミリー割引内にドコモ光を契約している方が1人もいなかった場合には月額が500円〜1,000円ほど割引されます。

ドコモ光最大の特徴は、工事費が完全無料なこと。

BIGLOBE光とSoftBank光は、実質無料とはいうものの工事費を分割して、そこから割引をして実質無料を謳っています。

ドコモ光はそもそもキャンペーンで完全無料を実施している真っ最中なので、余計な縛りを付けたくない場合にはおすすめです!

月額 戸建て 5,200円 マンション 4,000円
事務手数料 3,000円
工事費 戸建て18,000円 マンション15,000円今なら工事費無料!
キャッシュバック 15,000円+dポイント5,000pt
開通までの最短 2週間程度

ドコモ光の詳細を見てみる

auひかり

auを利用している方の場合はauひかりが真っ先に来ると思います。

戸建ての場合だと難なく導入できるんですが、マンションだと改善が入らない物件が多いです。

マンションだと、物件によってはJCOMの回線しか導入できなかったり、NTTの回線しか導入できなかったりと、回線の条件が物件ごとに異なります。

auひかりの場合、JCOMでもNTTでもなく、KDDIの回線を使用します。そのため、少し条件が厄介になります。通信の品質は他のものと大差ないので、BIGLOBE光で納得できない場合にはauひかりをおすすめします!

auひかりの詳細を見てみる

光の契約〜JCOM解約までの流れ

光を契約してからJCOMを解約するまでのざっくりとした流れを説明します。

[box03 title=”ここにタイトルを入力”]

  1. 光の申し込み、オペレーターとの電話にて工事日程を決める
  2. 光の開通工事
  3. JCOMを解約する連絡
  4. JCOMの撤去工事

[/box03]

ざっくりこんな感じ

光の工事やら何やらの手配は事業者のほうでやってくれますが、JCOMへ解約の電話は自分でやらなければいけないので注意してください!

 

適切な通信環境に切り替えて、快適な在宅ライフを!

自宅にいる時間が増えた分、通信環境がいつにも増して気になる今日このごろと思います。

違和感のある通信環境はさっさと切り替えてしまうのが1番です。

考える手間はすべて光回線のオペレーターに任せれば、精神的な負担も軽減できます。

参考になれば幸いです!

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スガワラ

スガワラ

25歳会社員
旅と野球と写真について書いていたはずが、WiFiとガジェット中心のブログになってしまいました
YouTubeにて、もっと詳しく解説しています!

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