こんにちは。元携帯ショップ店員のスガワラです。
この記事を読んでいる人は消耗しきっている携帯ショップ店員のはずです。いつもお疲れさまです。
最近なにかと携帯料金やら何やらで大変ですよね。今の時期に店員じゃなくてよかったなって思います…(現職のみなさんごめんなさい)
ちなみに今は普通の会社員として土日休みの職場で働いています。給料は上がるし土日は休めるし、接客で消耗する必要はないしで最高な生活を送っています。ブログに当てられる時間も増えました。
キャリアショップを離れるにあたって働きながら転職活動をしたわけですが、その時のこととか、転職を決意するに至った思考とかを書き記しておこうかなと。誰かの参考になれば幸いです・
目次
携帯ショップは早めに辞めたほうがいいよ
- キャリアはショップの数を減らす方向に動いている
- 年功序列でしか給料が上がらない
- 商材の単価が高いはずなのに従業員への還元ほぼ無し
- 給料は変わらないのに業務だけは増えていく
キャリアはショップを減らす方向に動いている
働いていていると強く感じますが、キャリアはショップを減らす方向に動いています。携帯料金をがっつり下げたことによる減収だけでなく、端末の買い替えサイクルが長くなったことによる売上不振などが重なり、とにかく自社のオンラインショップで完結させる方向に動き初めています。
個人的な予想として、将来的には携帯ショップ店員はスマホの自動販売の補助とか、操作案内をする人員になるんじゃないかなと勝手に考えています。(10〜20年後とかの話ですが)
長く働いたとしても、長く働いた先でキャリアのいいように使われるだけなので、早めに退いたほうがいいのではと思ってしまいます。
僕が携帯ショップを辞めた理由の1つであります。
年功序列でしか給料が上がらない
僕自身は派遣社員だったので昇給はありませんでしたが、多くの代理店の場合、昇給は年功序列と思われます。成果の有無も多少は加味されると思いますが、その会社に在籍している期間が給料に大きく反映されます。
年数が長くなってくると、対応できるトラブルや知識は増えていきますが、特に勉強をする必要もなくなってくることも想像できます。
向上心がない場合には全く問題ありませんが、より高みを目指したい、より良い環境を目指したい場合には携帯ショップは将来の選択肢が狭すぎる。
もちろん、副店長や店長、代理店の本社勤務を狙うのもアリですが、年月がかかるうえに採用されいる区分によっては敵わないことが多いです。
自分より給料もらっている人より営業頑張ってるのに、給料上がらない現実つらすぎません?
商材の単価が高いはずなのに従業員への還元ほぼ無し
最も気に食わなかったのは、扱っている商材の単価がそれなりに高いはずなのに従業員への還元がほとんど無いこと。僕自身は派遣社員だったので、正社員への還元の具合はわかりませんが、ごく稀に雀の涙程度のお溢れがある程度でした。
働き始めた当時は手取り16〜17万円、途中で同一労働同一賃金の関係で手取り18万円になりましたが、低い給料で高い商材をバンバン売らなければいけないのがしんどかったです。
せめて、1件売るごとに給料へ還元があればもっと頑張れたのになって思います。
給料は変わらないのに業務だけは増えていく
給料は変わらないのに、覚えなければいけないことは次から次へと降ってくるし、扱う商材がどんどん増えていきます。
最近だと携帯料金の大合戦時代のため、他社の情報に対してアンテナを張っていなければ仕事になりません。
僕はそういう話題が大好きなので苦になりませんが、勉強が苦手な人は本当にしんどいと思います。
覚えたところで給料が上がるわけでもないので、モチベーションの維持が非常に面倒でした。
僕自身が携帯ショップ店員から転職するためにがんばったこと
- 何か1つでも得意なものを伸ばしておく
- 転職エージェントに早めの相談を
- 副業にとりかかる
何か1つでも得意なものを伸ばしておく
携帯ショップを辞めて、ほかの仕事への転職を考えているのであれば、扱っている商材のうち1つでもいいので徹底的に力を伸ばしましょう。
僕は辞める1年前には転職を決意していたことに加え、営業職に就こうと思っていたので光回線の販売をめちゃくちゃ頑張りました。店の責任者レベルの知識をつけて、他のスタッフの3倍くらい成績が良かったので、さすがに転職活動のネタに使いました。実際に営業会社で評価いただいて、いまはしっかり給料がもらえる営業職に就いています。
営業会社に入りたければ販売成績、CS業務に携わりたければ接客スキル、企画職になりたければ販促の企画からの効果検証など、転職を見据えた行動をしていく必要があります。
ぶっちゃけ頑張らなくても転職はできますが、より良い条件の仕事に就くには明確なアピールポイントを持っておくと非常に便利です。
転職エージェントに早めの相談を
僕自身は退職の決意をしたのが突然だったため、退職の2ヶ月前から転職エージェントには相談していましたが、遅くても退職の3ヶ月以上前には相談しましょう。
退職ギリギリまで内定が出ないと、メンタルかなり削られるので、早め早めの行動が大事です。
ちなみに、仕事をしながらの転職活動の場合、求人に自分から応募する「求人サイト」ではなく、仕事をしている間にも転職活動の手筈を整えてくれる「転職エージェント」の利用をおすすめします。
面談を重ねたうえで、自分に適した企業を紹介してくれます。なかなか探せなかった企業や、期間限定で求人が公表されている企業、その会社との付き合いで特別枠がある企業など、エージェントに相談しないと得られない情報もあります。
1社でずっとお世話になるもの良いですが、2〜3社を並行で利用して、自分に合うか合わないかを見定める使い方をおすすめします。会社ごとに得意な求人が異なるため、より良い選択肢のために複数社の利用がおすすめ。
副業にとりかかる
退職が半年後や1年後に控えている場合には、より自分のできることを増やすために副業にとりかかることをおすすめします。
Uber Eatsの配達員のように、誰でも始められるものでも良いですし、僕のようにブログ運営にとりかかるのも1つです。
ちなみに、ブログは収益化させるまでに半年〜1年はかかるため、社会人の副業としてはあまりおすすめしません。
最近の流行りとしてはプログラミングが流行っているため、転職を見据えてプログラミング学習を進めるのも作戦の1つです。
転職活動に向けて、自分ができることの手数をがっつり増やしていきましょう。
決断は早め早めがおすすめ
このまま消耗しきって転職しにくい年齢まで続けるか、身動きが取りやすい時期に動いておくか、決断は早めのほうが良いです。
今のままだと、得られるスキルに限界はありますし、業界が特殊なため次の職種に活かせるものも少なくなってきます。
現状を変えられるのは自分だけです。